インプラントの光機能化 チタンの老化 山根歯科医院

現在、ほとんどのインプラントはチタンでできています。そのチタンですが、時間がたつにつれて老化現象を起こすことがわかってきました。
（山根口腔インプラント研究所からの伝言 01参照 「チタンの老化（エイジング）について」）

インプラントが製造されてから使用されるまでの間に徐々にチタンが老化し骨と結合する能力が下がっているのです。そこで、チタンの老化現象の回復方法として開発されたのが、光機能化技術です。

当院のインプラントには、この光機能化処理を行っています。これによりインプラントと骨が強固に結合し、治療期間の短縮やインプラントの成功率を高めることができます。

光機能化技術とは

紫外線領域内の特定波長をもつ複数の光線を、決められた強度で一定時間、インプラント表面に照射するものです。これを行うことで、チタンインプラントが老化から回復するだけでなく、より強固に骨と結合します。

光機能化をおこなうことで、骨との結合力が照射前と比較して役3倍に高まります。

なかなかきれいに磨くことができない歯間部

歯ブラシによるブラッシングは口の健康を保つために重要ですが、それだけではなかなかきれいに磨くことができないのが歯間部です。 デンタルフロスや歯間ブラシといった歯間清掃器具を使うことで、虫歯や歯周病の原因となるプラークを80〜90％以上除去することが可能になります。 しかしながら、この歯間部の清掃は手間がかかるなどの理由から実行・継続できている人は少ないのではないでしょうか。 そこで今回は歯間部の清掃が驚くほど簡単にできてしまう『エアーフロス』の紹介です。

空気と水を高速で噴射し、効果的でありながら優しく歯間部を洗浄します。口腔内の歯間部全てを洗浄するのにかかる時間はわずか60秒です。とてもコンパクトに作られており、鞄の中にも入れられますので、外出先・旅行先に持っていくのにもお勧めです。

ご家庭ではウォーターピックで歯間清掃されると良いと思います．

今年も高嶺園入所者の方々の歯科検診と口腔衛生指導をさせていただきました。
全身の健康は口からとも言われていますが、口や歯の健康を保つためには皆さんも定期的な検診を忘れずに！

今回ご協力してくださった入所者の皆様、職員の皆様、大変お世話になりました。