インプラントには感覚がない インプラントの特徴 神経 歯根膜 インプラント

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「サンデーうべ」掲載 医療クエスチョン? No.2

Q.インプラントには感覚がない

サンデーうべ臨床において患者様から歯の神経をとってもらったのに歯が痛いがどうしてですか?とよく質問を受けます。それに対して、次の回答をしています。

歯にきている神経は根尖で歯の中に入っていく神経と歯の周りに分布していく神経に分かれています。

歯の中に入っていた神経によって私たちは冷たい水を飲んだとき甘いものを食べたときなどに、虫歯の鋭い痛みを感じたりします。

歯の周りに分布している神経は、歯と骨の間に介在している歯根膜の中に存在し、この神経によって、咬んだとき痛みを感じます。したがって、歯の痛みについてはその発生場所が二カ所あり、治療法が違ってきます。

虫歯がひどくなると、歯の神経をとりますが、これは歯の中の神経をとる訳であり、歯の周りの神経をとることはできません。だから、歯の神経をとっても、咬むと痛いということが起こるわけです。

それでは歯の周りの炎症を抑えて咬んでも痛くないようにするにはどうするかというと、歯の中の神経をとった穴から歯根膜の炎症のための薬を投与して治していくわけです。

一方、インプラント体はチタンの金属棒であり、骨と直接接着しており、間に介在するものはなく、しかも骨内の神経分府は疎であり、インプラントには感覚がありません。しかし、その代替として、対合歯、隣接歯、周囲の筋肉や顎関節が機能して問題はありませんが、咬合チェックを絶えずしておく必要があります。


山根歯科医院 院長 
山根 進 
「サンデーうべ 掲載(平成21年2月27日)」

総入れ歯を作ったら...(ひとことコラム)

残念ながら、歯を全て失ったら総入れ歯になってしまいます。(インプラントという方法もありますが...)入れ歯を入れた当初は合っていたのに最近ゆるくなってきたと言う経験はありませんか?

特に総入れ歯の場合、上がゆるくなると食事中や会話中に落ちてきたりで大変ですよね。しかし、それは歯を抜くと顎の骨が自然にすり減ってくるために起きることなので、どうしても止めることはできません。歯がなくなった時の最終手段である総入れ歯を快適に長くしようするには、定期的な検診をおすすめします。不都合がありましたら、いつでもご相談ください。